

SERVICE
診療案内
予防接種
私たち人間にはもともと、細菌やウイルスが引き起こす感染症と戦うための「免疫」が備わっています。いわゆる「保育園の洗礼」も、かぜや胃腸炎などの感染症に罹患し、さまざまな病原体に対する免疫を獲得していく過程であると言えます。しかし、自然感染による免疫獲得には、常に重症化や合併症という予測不能なリスクが伴います。
そして、世の中には「一度かかっただけで命に関わる」あるいは「命は助かっても重大な後遺症を残す」感染症が存在します。例えば細菌性髄膜炎、ポリオ、麻疹などがそれにあたります。「七つ前は神のうち(七つまでの子どもはいつ神様の元に帰っても)」という言葉があったように、昔はこの「命をかけた洗礼」を乗り越えて大人になっていたわけですが、現代においてはそのような試練をくぐる必要はなくなりました。それが、ワクチンによって安全に免疫を獲得できるようになった恩恵です。
私たち小児科医が推奨するワクチンは全て、子どもが健康に育つために不可欠なものです。ワクチンの種類の多さ、回数の多さにびっくりされるかもしれませんが、これらは全て、感染症と戦い続けてきた先人たちからの、私たち現代人への贈り物です。
ワクチンのスケジュールに関する質問はもちろんのこと、予防接種に関して疑問や不安に思ったことがあれば、いつでも気軽にご相談ください。

スマートフォン、パソコンのインターネットから、小児科一般診療の時間予約、乳幼児健診、予防接種、オンライン診療、舌下免疫療法の時間予約をご利用いただけます。
※ネットでご予約が難しい場合
お電話でも各予約を受付いたしますが、事務負担軽減のため可能な限りネットからのご予約をお願いいたします。
定期接種
予防接種法で定められた「法定接種ワクチン」のことで、国や自治体が接種を勧めているワクチンです。
各ワクチンの公費負担期間は、川崎市から配布されている予診票に記載されております。
対象年齢になったら、できるだけ早めに接種されることをお勧めしております。
| ワクチン名 | 接種対象年齢 | 回数 |
|---|---|---|
| B型肝炎 | 2か月~1歳未満 |
3回 |
| ロタウィルス | 1価:生後6週~24週0日 |
1価:2回 |
| 小児用肺炎球菌 | 2か月~5歳未満 |
初回:3回 追加:1回 |
| 五種混合 | 2か月~7歳6か月未満 |
初回:3回 追加:1回 |
| BCG | 5か月~1歳未満 |
1回 |
| MR(麻疹、風疹混合) | 1期:1歳~2歳未満 2期:就学前1年間 |
1期:1回 2期:1回 |
| 水痘(みずぼうそう) | 1歳~3歳未満 |
2回 |
| 日本脳炎 | 6か月~7歳 6か月未満 9歳~13歳未満 ※3歳~推奨 |
初回:2回 追加:1回 1回 |
| 二種混合 | 11歳~13歳未満 |
1回 |
| HPV(子宮頸がん) | 小学6年生~高校1年生 |
初回接種15歳未満:2回 |
任意接種
下記の任意接種は有料になりますが、「打っても打たなくてもどっちでもいい」という意味ではありません。特におたふくかぜワクチンとインフルエンザワクチンについては、接種されることを小児科医として強く推奨いたします。その他のワクチンについても、接種すべき理由やタイミングを知恵袋で解説しています。
※金額は税込表記です。
| ワクチン名 | 接種対象年齢 | 回数 |
|---|---|---|
| おたふくかぜ 5,500円/回 |
1歳以上 |
2回 |
| 三種混合(DPT)ワクチン 9,000円/回 |
就学前1年間 |
1回 |
| 不活化ポリオ 8,500円/回 |
就学前1年間 |
1回 |
| インフルエンザ 4,000円/回 |
6か月以上 |
12歳まで:2回 13歳以上:1回 |
※いわゆる「渡航ワクチン」(A型肝炎、狂犬病、髄膜炎菌など)については、現状取り扱っておりません。取り扱いのある他の医療機関にお問い合わせいただきますよう、ご理解の程をお願いいたします。
同時接種をおすすめしています
複数のワクチンを同じ日に接種する「同時接種」について、「小さな体に一度にたくさん注射をして大丈夫?」と不安に思われるかもしれませんが、これに関しては医学的な安全性がしっかりと確立されています。
複数のワクチンを同時に打っても、1本ずつ分けて打った場合と比べて、ワクチンの効果が落ちることはありません。また、副反応が起こる確率が高くなるというデータもありません。これは日本小児科学会をはじめ、世界中の小児科専門機関の共通した見解です。
同時接種を行う最大の目的は、感染症に対する免疫を「できるだけ早く、確実に」つけることです。乳幼児期は、短い期間でたくさんのワクチンを打つ必要があります。これを1本ずつ進めていると、すべて打ち終わるまでに長い時間がかかり、本来ならワクチンで防げるはずの病気に対して無防備な期間が長くなってしまうことになります。
それでもやっぱり心配だ、という場合には1種類ずつ接種することも可能ですので、スタッフへご相談ください。
予防接種の際にご持参いただくもの
- 母子手帳
- 保険証
- 乳幼児医療証
- 予診票
※任意接種の予診票は、こちらからダウンロードできます

院内感染を予防しています
院内感染を可能な限り防ぐため、予防接種専用の待機室をご用意しております。診療時間内でも感染症のお子さまとの接触は避けられますので、安心してご来院ください。


